Slackで「ミュートしているチャンネルに未読メッセージがあるか?」が簡単に分かるようになっていました
Slackのチャンネル管理や未読管理は、人それぞれの方法があると思います。その中で、「チャンネルのメッセージは見たい。でも急ぎ(リアルタイム)じゃなくて良い。自分の任意タイミングで見に行くよ。」ぐらいのチャンネルがあります。そのようなチャンネルはミュートして管理していたのですが、「ミュートしているチャンネルに未読メッセージがあるとき」に関する動作が2023年4月ごろに変わりました。
2023年4月以前 | 2023年4月以降 |
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サイドバー表示にチャンネル名が表示される | サイドバー表示にチャンネル名が表示されない |
これにより、「ミュートしているチャンネルに未読メッセージがあること」がすぐに分からなくなりました。自分が参加しているチャンネル一覧を表示すれば、未読メッセージのあるチャンネルが分かるようになっていましたが、かなり手間ですし、チャンネル表示したあとは再びチャンネル一覧画面の表示からやり直しでかなり手間でした。
そして、チャンネルのミュートを止めればサイドバーに表示されますが、「未読あり」が強調されます。つまり、チャンネル名が白太字で表示され、かつ、アプリアイコンやワークスペースに未読ありを表す「●」が表示されるのです。そこまでのリアルタイム性は求めていませんでした。
とまあそんな状況だったのですが、つい先日、2023年4月以前と同じ動作にする設定が追加されているのを発見しました。
つまり、ミュートしているチャンネルに未読メッセージがあるとき、サイドバーにチャンネルが表示されます。
やったぜ!!
おすすめの方
- Slackで「ミュートしているチャンネルの未読メッセージ」を簡単に把握したい方
- 「チャンネルのメッセージは見たい。でも急ぎ(リアルタイム)じゃなくて良い。自分の任意タイミングで見に行くよ」ぐらいのチャンネルの未読管理をしたい方
- Slackで未読管理の例を知りたい方
環境
macOSで下記のSlackアプリバージョンを利用しています。
バージョン4.39.96
設定を変更する(ミュートしているチャンネルに未読メッセージがあるとき、サイドバーにチャンネルを表示する)
「環境設定」の「ホーム」にある「ミュートされた項目をサイドメニューの外に表示する」をONにします。これによって、2023年4月以前と同じ動作になりました!
つまり、ミュートしているチャンネルに未読メッセージがあるとき、サイドバーにチャンネルが表示されます。
2023年4月以降の動作(設定OFF時の動作)
サイドバーには、未読メッセージがあるチャンネル(ミュートしてない)のみが表示される
- ミュートしてないチャンネルに未読メッセージがあるとき
- サイドバーにチャンネル名が表示される(白太字)
- ミュートしているチャンネルに未読メッセージがあるとき
- サイドバーにチャンネル名が表示されない
ミュートしているチャンネルに未読メッセージがあるか?を確認する
チャンネル一覧を表示して、下側にある「ミュートされた会話」までスクロールすると、太字になっているチャンネルに未読メッセージがあります。
画像だと分かりづらいですが、うえ2つの help で始まっているチャンネルが太字になっています。
「表示して並び替え」の設定
上記は「未読メッセージのみ」にしている場合です。
この設定を「すべて」にすると、すべてのチャンネルがサイドバーに表示されますが、ミュートにしているチャンネルに未読メッセージがあっても、太字などになりません。つまり、未読メッセージがあるかどうかが分かりません。
2023年4月以前の動作(設定ON時の動作)
これがやりたかった!
サイドバーには、未読メッセージがあるチャンネルが表示される
ミュートしてないチャンネルとミュートしているチャンネルの両方が表示されます!
- ミュートしてないチャンネルに未読メッセージがあるとき
- サイドバーにチャンネル名が表示される(白太字)
- ミュートしているチャンネルに未読メッセージがあるとき
- サイドバーにチャンネル名が表示される(薄く表示)
ミュートしてないチャンネルの未読メッセージをすべて既読にすると、次のようになります。つまり、ミュートしているチャンネルのみで未読メッセージがある状態です。わざわざチャンネル一覧画面から探しに行く必要がなくなりました。
この状態では、「未読なし」の扱いとなり、アプリアイコンやワークスペースに「●」が表示されません。
さいごに
「チャンネルのメッセージは見たい。でも急ぎ(リアルタイム)じゃなくて良い。自分の任意タイミングで見に行くよ」ぐらいのチャンネルがある方の参考になれば幸いです。